【 合気の剣 】
合気道 には素手同士の所謂 体術 だけではなく、得物を持つ 武器技 があります。主な 武器技 の一つが 剣術 つまり 合気の剣 です。使う得物は普段稽古から上級者の鍛錬まで段階を踏み、 木刀 、 鍛錬刀 、 金剛刀 、 居合刀 、 真剣 を用います。一般男性用、女性用、子供用など各々使い分けますが、多くは 木刀 で稽古します。防具は用いず、素面素小手で激しく打ち合い鍛えるので、しばしば小さな傷を負いますが、早ければ一年程度で慣れて何でもなくなり、何より怪我とは無縁の身体になるものです。
≪ 合気の剣 稽古段階≫
① 剣 の作法、心得
② 操法基礎
③ 自己鍛錬法
④ 素振り
⑤ 前後斬
⑥ 四方、八方
⑦ 転換打ち、旋風返(打合)
⑧ 青柳、青柳返(打合)
⑨ 佐武波羅之太刀(組太刀) この辺りで三級程度
合気道 は剣一振りにて行ふ魂の禊技
佐武波羅之太刀素振り八方と同時に
実施すべし
以降、更に組太刀各種、 杖 、 二刀 との絡みで難しくなりますが、ここまで至ると面白くて技を覚えて試すのが楽しくなり、次々と自分から先へ先へと気持ちが逸ることになります。
※当会の武具は一般的な武道具店で扱う武具とは規格が異なるので当会純正武具を推奨していますが、持ち込みも可能です。
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